雑和訳
インタビュアー：
皆さん、再びこの場所へようこそ。今回は、新しいレスラーとの対談になります。この機会に、メキシコのレスラーであり、現在は日本のプロレス団体であるプロレスリング・ノアのスーパースターであるダガさんがお越しいただきました。ダガさん、ご参加いただきありがとうございます。どうですか、Pep Talk? Pep Talks!の皆さんにご挨拶をお願いします。そして、あなたにもご挨拶を。
ダガ：
お会いできて嬉しいです。ありがとうございます。ご挨拶に感謝します。お元気で、個人的にも精神的にも順調であることを願っています。
インタビュアー：
私たちはあなたと話したいと思っています。質問があります。あなたのキャリアや、個人的なことについて少し話をしたいです。まず、いつプロレスラーになることを決めたのですか？
ダガ：
見てください、とても簡単なんです。メキシコでは、プロレスが伝統であり、スポーツ以上のものであり、何と呼ぶべきか、伝統です。それが私たちの一部なのです。だから、私たちみんなが、プロレスを見たことがないメキシコ人はいないと思います。運命の偶然のせいもありました。なぜなら、私はサッカー選手になりたかったからです。それが私のキャリアであり、すべての時間をそれに費やしていました。しかし、高校に入るとき、15歳ぐらいのときに、プロレスラーになる決断をしました。なぜなら、私たちはどこでもプロレスを見ていました。当時、メキシコで “XLW” という団体の興行に行ったのですが、それが私の家の近くだったのです。見て、興奮しました。そして、それが始まりでした。そう決心したとき、トレーニングを始めることにしました。
インタビュアー：
あなたの経験から言うと、サッカー選手としてのトレーニング経験が、プロレスのトレーニングへの移行に役立ったと言えますか？
ダガ：
多くの人がプロレスに才能を持っていますが、私のように働くことを好む人もいます。サッカーやフットボールのトレーニングから持っていたトレーニングと努力の倫理が役立ちました。体力やアスレチックな能力があったことは役に立ちましたが、他のことはそうではありませんでした。しかし、持っていた体力やアスレチックな能力が多くのことを楽にしました。特に、持っていた耐久力が役立ちました。トレーニングの倫理について言えば、健康的な食事や体調管理など、トレーニングや健康への取り組み方を知っていたので、それが役立ちました。今日まで続けているライフスタイルです。
インタビュアー：
心理的、そして物理的にも、ある程度助けになったと思います。さらに、メキシコでの経験についてもう少し掘り下げてみましょう。メキシコでは、プロレスが文化的な要素であり、単なるスポーツやエンターテインメントではなく、国の生活に根付いています。そこでの競技経験について教えていただけますか？特に、AAAやクラッシュなどで目立った部分についてですが、それ以外の企業でも長いキャリアを持ち、多くの成功を収めているようですね。
ダガ：
言われている通りですね。メキシコでは、プロレスには多くの選手がいます。多くの若者や子供たちがいます。たくさんの人々がプロレスに取り組み、トレーニングし、その夢を追い求めています。幸いなことに、私はそのような努力をしてきた結果、メキシコで機会を得ることができました。ほとんどのプロレスラーが小さなアリーナで始めて、観客が少ない中でパフォーマンスを行っていると思います。私も同じように始めました。メキシコの中部にある”Coliseo Coacalco”という非常に小さなアリーナで始めました。そこからトレーニングを始め、それ以降は前進し、チャンスを活かしていくことが重要だと学びました。機会が訪れたときに準備ができていることが重要です。感謝の気持ちを持ち、人生に感謝し、独立したプロレスの世界で数年間過ごした後、AAAに呼ばれる機会がありました。実際、ビジネスに参入してからわずか2年半程度しか経っていませんでしたが、AAAと契約する機会を得ました。AAAでの最初の数年間を重ね、実際にテレビで放送された試合のメインイベントでデビューする機会もありました。AAAの大物選手たちと共演することができ、彼らの助けがあってこそ、私は成長することができました。その後、私はあるレスラーのチームに移籍しました。
近年のプロレス界で最も象徴的な存在の一人は、ペロ・アグアヨの息子であるペロ・アグアヨ・ジュニア（エル・イホ・デ・ペロ・アグアヨ）です。彼も私を非常に助けてくれました。彼が私を”ペロス・デル・マール”の一員に誘ってくれたこともありました。最初の1年間でAAAで多くのチャンスを得ました。AAAで初めてクルーザー級王座を獲得し、さらにラテンアメリカ王座も獲得しました。それらは実質的に、メガチャンピオンシップに次ぐAAAで最も重要な個人タイトルです。契約が終了した後、再び独立したプロレス団体に戻ることにしました。多くの人々が行っていたように、メキシコの独立したプロレス団体でベースとして働きました。メキシコにはCuatro Caminosの闘牛場があり、そこで多くの独立したプロレスラーが試合を行っていました。
その後、Crashで活動し、そこで多くの国際的な才能と対戦する機会を得ました。そこで、多くの記憶に残る試合を行うことができました。私にとって、それはメキシコの一部の観客にとっても同様でした。Crashで、サミー・ゲバラ、マリ・アポン、ドン・ハシ、ドラゴン・リー、ジ・ボックス、そしてレイ・ミステリオなど、多くの有名選手と対戦する機会がありました。Crashは私のキャリアにおいて非常に重要な役割を果たしました。それは私にとって、メキシコの2つのプロモーションで、機会を与えられ、その機会を活かすことができた場所です。そして、それによって私は、人々が楽しめるレベルに試合を持っていくことに対する信頼を得ることができました。
インタビュアー：
それは間違いなく見応えのあるショーですね。一方で、メキシコで長い歴史を持つAAAがあります。そこであなたはチャンピオンにもなりましたし、ペロ・アグアヨ・ジュニアがあなたのキャリアにとってどれだけ重要だったかを知ることも素晴らしいことです。彼は”ペロス・デル・マール”の一員でしたし、その後The Crashでも国際ロースターの一員でした。私もThe Crashの最初のビデオをYouTubeで見たとき、彼らが常に国際的な才能を呼んでいたことを覚えています。それによって、メキシコの才能がヨーロッパや日本のレスラーと交流できる機会が得られました。このような経験は、あなたのキャリアにも大きく影響を与えたことがわかります。
次に、アメリカでの競技経験について尋ねたいと思います。メキシコのシステムとの違いを感じましたか？また、nbという伝統的なプロモーションでヘビー級王座をかけた試合もありましたね。
ダガ：
はい、そうですね。アメリカでの経験は異なりました。メキシコでは、多くの私たちが他の国に行くことを夢見ていましたが、私の世代では海外で試合することは簡単ではありませんでした。
多くの機会があったわけではありませんでした。それは企業が存在しなかったからではなく、私たちにとってはプロレスの人気が今ほど高くなかったからでしょう。また、移民の問題もありました。ヒスパニック系の才能に投資する企業はあまりありませんでした。ドビー・ウェンスター以降、20年かかって、メキシコ人が再びアメリカで試合する機会が増え始めたと思います。私自身は、Lucha Undergroundのフェノメノの時に登場し始めました。第1シーズンの時点では膝の怪我でしたが、第2シーズンに参加する機会を得ました。第3シーズンではビザの問題でいくつかの選手が出場できず、私もその一人でした。第4シーズンに再び戻りました。このような波がありましたが、独立したプロレス団体での競技の場が開かれ、私たちの才能が評価されるようになりました。アメリカの独立したプロレススタイルは私たちのスタイルと非常に似ていましたが、Impact Wrestlingとの仕事の機会があった時には、異なる経験でした。
テレビでの仕事は、テレビ番組の制作や放送方法など、特定の要素を学ぶ必要があります。そこで、私はスタイルを変え始めました。しかし、常に興奮していました。私はプロレスが好きだからです。私の兄も一時期プロレスをしていましたが、彼は私に言いました。「君はプロレスのアヒルの子みたいだ」と。私は「なぜ私がプロレスのアヒルの子なの？」と尋ねました。彼は「まず、マスクをつけない。そして、彼らのスタイルで戦いたくない。つまり、君はプロレスをやりたくないんだ。」と答えました。私はプロレスをやりたくないわけではなかった。プロレスの動きが好きだったので、単に異なるスタイルを学びたかったのです。世界中の異なるスタイルを学び、適応することが重要だと考えます。それが誰かがすべき最善のことだと思います。学ぶ意欲、知識を求める意欲、探求する意欲が大切です。アメリカでの経験は私のスタイルを形成し、変える手助けをしました。
インタビュアー：
素晴らしいですね。先日、日本で活動しているメキシコのレスラーとお話しましたが、彼もまたアメリカなど他の国での経験を積んでいます。彼は世界中にはさまざまなスタイルのレスリングがあり、今ではグローバルに製品を消費することが容易になっていると言っていました。個人的には、他の場所に行ってそのスタイルを学ぶことを選んだあなたの決定を評価します。なぜなら、それは適応し、成長することにつながるからです。
ダガ：
レスラーとして、そして人として、革新しなければ、自分をリバントさせ、他の状況で際立つことができなくなる可能性があります。一部のレスラーは、視覚的に魅力的であったり、技術的に優れていたりする動きを持っていても、そこに留まってしまうことがあります。新しいことを取り入れなければ、時代の流れに取り残され、他の状況で際立つことができなくなります。
前述しませんでしたが、Impact Wrestlingで数年間活動しており、チャンピオンシップに挑んだこともあります。そこで素晴らしい試合を何度か見ることができました。世界のスタイルを学びたいという意欲から、パンデミック前にイギリスでプログレス・レスリングで3試合を行った経験があります。
インタビュアー：
そこでの経験を教えていただけますか？また、ヨーロッパで再び競いたいと思っていますか？特定の企業がありますか？
ダガ：
はい、確かに覚えています。Progressへの参加は信じられないほどの経験でした。ドラゴンゲートとの数ヶ月の小さなツアーから戻った直後でした。Progressに到着したのです。今は世界中のレスリング製品を消費する機会が増えました。以前はDVDを探しに世界のあらゆる場所に行かなければなりませんでしたが、今はとても便利です。私はまだProgressに参加して間もなかったのですが、それが素晴らしい経験でした。将来的にはヨーロッパで競いたいと思っています。特定のプロモーションがあるわけではありませんが、また機会があれば参加したいと思っています。
当時、メキシコに帰国し、まだメキシコに住んでいました。Progressを見るのが好きで、そのスタイルも好きでした。イギリスのスタイルはアメリカのスタイルやプロレスのスタイルとも異なっていたので、それがとても魅力的でした。ザック・セイバーJr.やジョーダン・デブリン（JDマクドナ）などの選手を見ていました。Super Strong Styleトーナメントなどの試合を観戦していました。覚えている限りでは、フィン・ベイラー（ファーガル・デヴィット）対ザック・セイバーJr.の試合もProgressで見た気がします。ベイラーがジョーカーのようなコスチュームを着ていたときですね。それから、Progressに行ってそのスタイルを学びたいと思いました。イギリスのファンの熱狂的なエネルギーを感じました。そうして、ProgressからSuper Strong Styleトーナメントへの招待メールを受け取り、それは本当に素晴らしいことでした。
実際には、その経験はとても良かったです。どの会場でSuper Strong Styleの試合を行ったかは覚えていませんが、素晴らしい経験でした。最初の試合はカイル・フレッチャーとの一騎討ちでした。一度、私が飛んで地面に落ちた時、完全な静寂が広がりました。レフェリーが私のもとに来て、スパングリッシュで「戦いをやめるつもりですか？」と尋ねました。私は彼に「メキシコではこう言います」と言いました。「いや、止めませんよ。私が終わるまで続けますから」と言って立ち上がり、試合を続けました。観客は、私が大きな落下を経験した後にそれをやったことにとても感謝しました。翌日は、皆が「ダガ、全てが素晴らしかった」と言ってくれました。私はとても楽しんでいました。実際、ヨーロッパに戻りたいです。イングランドでの試合がまたやりたいです。マドリードやバルセロナなどスペインのいくつかの企業があることを知っています。スペインも私が戦いたい場所の一つです。古くからの友人であるアンヘリコもスペインの企業について話してくれました。私は再びヨーロッパに戻り、スペインからフランス、その他の場所までツアーを行いたいと思います。最終的には、自分のスタイルとプロレスを持ち込みたいです。
私のプロレスは、一般的に見られるハイフライングなどの要素もありますが、それとは異なる、より技術的で激しい、より力強い要素も含まれています。それが私がレスラーとして傾倒しているものです。ですから、もちろん、ヨーロッパでのツアーを再び行うことができるなら、非常に幸せです。本当に素晴らしいでしょう。実際、今ここにスペインにいます。アンヘリコも以前、ここで競技していました。
インタビュアー：
カンパニーの RCW というバルセロナにある会社もありますので、そのような機会が訪れることを願っています。実際、ノアの選手の中には、ヨーロッパで小規模なツアーを行ったことがある選手もいます。例えば、ドクター・ワグナー・ジュニアなどです。新しいスタイルや新しい相手、新しいプロ仲間に出会える国々であれば、とても良いことです。ですから、将来のある時点で、まだノアの常連であり、チャンピオンでもあるあなたが、その地位を維持し続けることを期待しています。その通りです。
さて、ノアについて話していたところで、あなたはドラゴンゲートにも触れていましたね。日本での競技経験について教えていただけますか？日本は、メキシコやアメリカ、イギリスと並ぶプロレスの大きな源泉の一つであり、非常に尊敬されている場所です。あなたはそこで何年もの間、2つの重要な大手企業と競技してきましたので、その経験について少し話してください。
ダガ：
私は非常に恵まれた機会に恵まれました。これは、私が行ってきた仕事とキャリアのおかげだと思います。それによって、日本の2つの異なる企業での仕事の機会が得られました。最初はドラゴンゲートでした。これは私の夢でした。私がメキシコにいたときにつながりを持った友人の一人がEitaでした。ドラゴンがレッドファクションを結成しようとしていた時、彼らは私をグローバルなチームに入れたいと考えていました。
国際的な存在として。彼らはメキシコ人で、そして彼らのために良い悪役を探していたので、私に招待状が送られてきたのです。私はそのファクションに完全に適合し、ドラゴンゲートでの経験は非常に良いものでした。ドラゴンゲートに足を踏み入れると、あなたのスタイルや戦い方が大幅に向上すると言われています。その通りで、YouTubeで見たり、実際に見たりすると、それが非常にハイレベルな試合であることがわかります。試合時間が長く、非常に特異なスタイルですが、私にとってはメキシコのプロレスと非常に近いスタイルでした。そこでは、タッチをする必要がなく、出入りが自由なスタイルでした。日本の伝統的なものよりも速いスタイルであり、ドラゴンゲートで競技することは素晴らしい経験でした。
私はたくさんの伝説的な日本のレスラーと対戦する機会を得ました。吉野正人や土井成樹、ドラゴンキッドと戦いました。最後の試合は望月成晃とでした。このシーズンは私にとって信じられないほどのもので、私は再びレスラーとして成長し、異なるスタイルを学び、リングで異なる考え方をするのを助けられました。それは私を大いに助けました。
そして、ノアでは非常に面白いことがありました。2021年、私はアメリカにいて、移民手続きを整えていました。そのプロセスでは国を出ることができませんでした。2021年からプロレスリング・ノアからの招待状がありましたが、残念ながらここに来ることができませんでした。正直に言うと、彼らが私を忘れると思っていました。彼らに最初に話したとき、状況を説明しましたが、その後連絡を取り合う機会がありませんでした。私はいくつかのアメリカの会社で機会を待ちましたが、同じ移民の問題で働くことができませんでした。AEWと契約しましたが、移民の問題で働くことができませんでした。
AEWとの契約が切れた後、アメリカを離れる許可が下りたとき、どこに行くかわからなかったので、プロレスリング・ノアにメールを送りました。彼らはまだ興味を持っていて、私にプロレスリング・ノアへの機会を与えてくれました。プロレスリング・ノアは今や私のホームです。最初に到着したときから、プロレスリング・ノアのスタイルが大好きです。私は長年プロレスリング・ノアのファンでした。私はノアのビデオを見て、三沢光晴のファンでした。だから、会社を知っていましたし、ロースターもスタイルも知っていました。これは初めてではありませんでした。ワグナーがここで数年過ごしていたので、私に会社のことやスタイルのことを教えてくれました。
スタイルとリズムに慣れてきています。私の最初のツアーは2023年で、最初の招待から2年後です。彼らは気に入ってくれて、5つの追加のツアーを決めました。そして、今では日本に定住しています。信じられないことです。人生はあなたを正しい場所に導いてくれると思います。今、ノアに所属していることは、私にとって別の夢が叶ったことです。私は若い頃、深夜まで起きて、無限の試合を見ていました。丸藤正道やKENTAの50分間の試合など、たくさんのビデオを見ました。だからこそ、ここにいることは夢が叶ったと感じています。
インタビュアー：
君のためにとてもうれしいよ。言われてみれば、ノアのアイコニックな緑のリングの第一の10年は、多くのファンやレスラー、非レスラーの心に深く刻まれていると思います。私たちが見たクラシックな試合の数は数え切れません。それに、三沢光晴は史上最高の一人でした。彼のことを考えると悲しいですね。君の言う通り、神の計画は完璧です。すべてが適切な形で整っていきます。君も、ほんの1年ちょっとでノアにすっかり馴染んだよね。おそらく2023年の2月から始めて、ノアのジュニアGHC王者になり、今はペアの王者ですし、ノアのジュニアヘビー級GHCチャンピオンにもなっています。新しい会社で2つのタイトルを獲得するのは稀有なことですね。それに、プロレスリング・ノアのスティンガーの一員でもありますね。この関係はどうですか？
ダガ：
スティンガーのメンバーはリング外でとても優れています。そして、あなたが言うように、これらのタイトルを獲得できたことは、私をノアでのレスラーたちから尊敬される存在にさせました。私のレスリングスタイルに対して、そして何よりも、私はどこに行っても知識を吸収するスポンジのような存在です。それが私の好きなことです。
ここに来てから、小川良成とチームを組むようになったんです。彼を知らない人はいないでしょう。あなたも言ったばかりですね、みんなが彼を知っています。だから、私は彼を研究し、リングで彼から学ぶことに専念しています。私たちはプロとして非常に親密な関係を築いています。本当に、レスリングに詳しいレスラーやファンならば、彼が誰かはわかるはずです。彼は私をたくさん助けてくれましたし、私がチャンピオンとして成長し、日本のレスリングでの自分自身の発展を支援してくれました。私たちは非常に良好なプロの関係を築いています。彼と私は互いに尊敬し合っています。私は彼をレスリングの師匠と見ています。彼はそういうのが好きじゃないかもしれませんが、私にとってはそうです。私たちはとても仲が良く、非常にうまくやっています。
インタビュアー：
ダガ、ノアを代表して、メキシコ人やラテンアメリカ人、イベロアメリカ人をどのように感じていますか？あなたのレスリングスタイルは伝統的なものではないと述べていますがそれはクラシックなメキシコスタイルではなく、あなたがこれまでの経験から得たもので形作られたスタイルです。
ダガ：
私は幸せで、喜んで、自国を代表し、ヒスパニックの国を特にこのレベルで代表できることに感謝しています。あなたが最初に言及したように、世界のどの企業にも行ってタイトルを獲得するのは時に非常に難しいことです。しかし、2つのタイトルを獲得し、現在ジュニアチャンピオンであり、そのような伝統のあるチャンピオンシップを持つことは信じられないことです。私は幸せで、準備ができています。喜んでいます。単純にメキシコとラテン系の名前を世界で高くあげることができることが嬉しいです。
インタビュアー：
2013年の偉大な瞬間を教えてください。
ダガ：
この前年の私のパートナーシップのチャンピオンシップの勝利は、後楽園ホールでの試合であり、これは私が世界で最もお気に入りの会場の1つです。ただし、その理由はトラディションとそこで感じる雰囲気です。私はすでに何度もそこで戦ってきました。また、私のノアでのデビューも記憶に残っています。タッグマッチでのデビューで、観客が私の名前を叫ぶのを聞くのは信じられない体験でした。私は完全な沈黙か、または私がリングに上がるときに始まるかもしれない勝利を期待していました。
そして、11月にジュニアヘビー級の個人タイトルを獲得し、かつてないメインイベントでの初めての経験もありました。それは、近藤修司との防衛戦でした。彼も簡単な相手ではなく、多くの人が知っている相手です。それらが私の去年のハイライトでした。また、DEWA王座に挑戦する機会を得たこともありましたが、膝を怪我して試合を長く続けることができませんでした。これらは、誰もが簡単に手に入れることができないものであり、私の努力によって得られたものです。私の2023年のハイライトは、これらの難しいものを達成できたことです。
インタビュアー：
多くの試合がありますが、お気に入りの2つを選ぶなら、後楽園ホールでの主要なイベントと、2つのタイトル戦のどちらも選ぶでしょう。
ダガ：
ペアでの試合が好きです。その時、いつも感じている興奮や感動がありましたが、その時は言葉で説明するのが難しかったです。自分がトレーニングを始めたときの夢が実現するチャンスが目の前にあるということを見ることができたからです。そのため、私にとってこれらの2つの試合が2023年の中でお気に入りです。
インタビュアー：
今、少し個人的な話に移りたいと思います。あなた自身について少し教えていただけますか？ フットボールが好きでプロのサッカー選手を目指していましたが、プロレスの他に趣味や好きなことはありますか？
ダガ：
例えば、私は柔術が大好きで、それを練習しています。学びたいという気持ちや自分自身を試したいという気持ちがあります。また、読書や絵を描くことも好きです。アートに関連することが好きですし、映画も好きです。質の良い映画が特に好きですが、悪い映画も楽しむことがあります。リングの外では、プロレスラーとしての生活から離れて、これらの活動を楽しんでいます。
好きな趣味は読書や絵を描くことです。アートに関連することが好きで、映画も好きです。質の良い映画が特に好きで、悪い映画も楽しむことがあります。リングの外では、これらの活動を楽しんでいます。また、朝の散歩も好きで、私たち現代人が忘れがちなことだと感じています。自分の周りを楽しむことができるように、このような活動に時間を費やしています。
インタビュアー：
今は日本の春の季節ですね。東京に住んでいますか、それとも他の都市ですか？さて、桜を見る機会はありましたか？
ダガ：
自分の周りにもたくさんの桜があります。実際、ここから5分ほどのところに桜の木が並んでいる川があります。有名な目黒川に行く機会もありました。桜を楽しむための素晴らしい場所です。自然の美しさに感動しました。桜の花が開花する期間は短いですが、その間に見ることができる光景は本当に素晴らしいです。
最後に見た映画は、ちょっと前のことですが、恐怖映画を見ていました。タイトルは「Shooter（邦題：ザ・シューター/極大射程）」というもので、恐怖映画のようです。ホラーの映画で、おそらくオランダのものだと思います。映画を見る前には、ちょっと前にワグナーと一緒に「Iron Claw（邦題：アイアンクロー）」を楽しんでいました。これらが最後に見た映画ですね。それ以前には、写真の映画を見ていました。途中で眠ってしまったのですが、その映画が最後でした。
インタビュアー：
プロレスリング・ノアには今、多くのメキシコ人レスラーがいます。これは、現在の産業の状況が許していることです。彼らとの関係はどうですか？イホ･デ･ドクトル･ワグナーJr.との関係についてはすでに何度か話がありましたが、彼は現在ノアで最も長い期間過ごしている一人で、数年前からノアのリングで戦っていました。彼との関係について、少し詳しくお聞かせください。
ダガ：
私は、すべてのメキシコ人、そしてすべてのヒスパニックやラテン系の人々が、常に団結し、特に海外での生活中はお互いに絆を築くと思います。ほとんどの場合、私たちは家族から離れており、お互いに助け合っています。ここでは、私たちの仲間もいますし、お互いに親しい関係を持つ人もいます。イホ･デ･ドクトル･ワグナーJr.と私の場合、年齢や趣味が似ていることもあり、お互いに非常に近い関係が築かれました。
インタビュアー：
このつながりはありますが、みんながお互いによく振る舞い、お互いを支え合っています。もちろん、プロレスは犠牲を伴う職業です。常にあちこちを移動しなければなりません。国内でも、街から街、町から町へと。ただ、あなたの場合、家族との距離がそこまで遠くないと思います。ここで少し感情的な面に触れたいのですが、あなたはスターダムのレスラーであるパートナーと交際していると聞いています。そのような状況で、お互いがレスラーであり、それぞれ異なる企業に所属している中で、生活を両立させることはどうですか？難しいですか？
ダガ：
それは難しくないです。お互いの時間を作って、一緒に過ごしたり、活動をしたりすることに時間を割いています。彼女はスターダムでレスラーとして活動していて、スケジュールが非常に忙しいのは彼女です。スターダムは月にたくさんのイベントを行いますが、私たちのスケジュールはそれほど忙しくはありません。私たちのツアーはあまり長くなく、3、4回のイベントで終わります。スターダムは12回や10回のイベントを行い、そして戻ってきます。しかし、私たちはかなり理解しあっています。よく話し合い、それぞれのスケジュールを調整しています。彼女が近くにいる時は、彼女も私のイベントに来ますし、スターダムのイベントが近くにある時は私も彼女のイベントに行きます。スターダムのスタッフは私を知っていますし、ノアのスタッフも彼女を知っています。そういう風にしています。お互い支え合い、こうした状況を利用することもあります。
ここでは、他の場所とは違い、特にメキシコのようにプロレスのイベントが深夜1時や0時に終わることはありません。ここでは夜9時には会場を出ることができるので、夕食をとったり、散歩したりする機会があります。怪我や運動を妨げるものがなければ、バランスの取れた時間を過ごすこともできます。これらは関係において積み重ねる小さな行動です。
インタビュアー：
最新の試合に戻りますが、5月4日にはGHCジュニアヘビー級チャンピンシップの6度目の防衛戦がありますね。相手はアレハンドロとの対戦です。この試合に対する期待は何ですか？アレハンドロは現在、ドラゴンゲートで清宮海斗とタッグチャンピオンです。つまり、あなたの日本での最初の経験に立ち戻ることになりますね。
ダガ：
アレハンドロは、そのスタイルがプロレスと非常に似ています。相手を軽視するつもりはありませんが、最近の防衛戦は、ジョージとのものでした。今回はアレハンドロとの戦いで、彼らは私よりも体重が軽いですが、少し速いです。ですから、スタイルをバランス良くする必要があります。速い相手との対戦は私の初期の経験であり、メキシコでのキャリア全体でしたので、自信があります。それは私がプロレスの最初の先生から学んだことです。彼は私に一度言いました。「いつも体を良い状態に保たなければならない。いつも完璧な身体的状態でいなければならない」と。それが私の生き方です。私は常にその2つのフレーズを頭に置いています。自信を持っているというよりも、安心しています。私がどんなレスラーであるかを知っています。それが最も重要です。観客や人々が楽しんで喜ぶためには良い試合になるとわかっています。
しかし、同時に、私は、異なるスタイルのバリエーションや国際的な経験から、現時点で日本で最も包括的なジュニアであると自信を持っています。NOAHだけでなく、日本全体でです。それは経験と学びが混ざり合った成果です。若手のベテランとして、そして行く機会がある場所全てから。私は自信を持っていますし、そのタイトルで歴史を作るという考えが頭にあります。チャンピオンシップの防衛回数は10回で、最も多く防衛したのはタイシム・モリで、その記録を破ることが目標です。アレハンドロが私の前に立ちはだかるかどうか、それは重要ではありません。誰が立ちはだかろうと、その目標を達成するまで私は手ごわいレスラーであり続けます。私を倒すためには、非常に強力なものである必要があります。私は20から30分、非常に高いスピードと爆発力で戦うことができます。ですから、私は興奮しており、待ちきれません。
インタビュアー：
皆さん、5月4日にプロレスリング・ノアのWrestle Magicで、素晴らしいカードが見られる予定です。その中で見られる一つの試合が、ダガの王座防衛戦対アレハンドロです。ですので、楽しみにしてください。さて、もう少し遠くを見てみましょう。この防衛戦の後には、2024年にどんな理想的な相手との対戦がありますか？
ダガ：
はい、そうですね。日本には対戦したい人がたくさんいます。夢の試合について聞かれると、人生は予測できないと思いますが、もっと現実的で可能性のあることを目指す方が好きです。その中で、私が一度やってみたいと思っているのは丸藤正道との一騎討ちです。それは私がやってみたいと思っていることです。
また、中嶋勝彦に対戦したいと思っています。実際、彼が到着した時、私はワクワクしていましたが、彼は全日本プロレスに移籍しました。しかし、それらの2つの対戦をしたいと思っています。それらの対戦を日本で行いたいです。それが私が今後のNOAHで行うことができる夢の対戦です。彼の将来は少し不透明です。最近、安齊勇馬に王座を奪われた方法からも分かるように、彼の将来は少し不確かです。彼についてはあまり情報がないので、彼と対戦できれば素晴らしいです。彼らはほぼ同じ体重クラスで、類似点と異なる点を持っています。したがって、これらの試合が実現するといいですね。個人的には、少なくともこれらのうちの1つが実現することを願っています。
インタビュアー：
今年の具体的な目標はありますか？
ダガ：
私は単に、今話した目標を達成し、ノアでさらに多くのタイトルを獲得したいです。自分のキャリアの履歴にそれらを持っていたいです。また、他の団体の選手と対戦したいです。例えば、新日本プロレス、全日本プロレス、さらにはドラゴンゲートに再び挑戦したいです。大きな場所を目指したいです。
昨年はRing of Honorで競う機会がありませんでしたが、今年はどうでしょうか。AEWやWWEに到達するかもしれません。まだわかりませんが、レスリングの世界で成長し続け、今までに達成したすべての栄誉を維持し、それ以上を目指したいと思っています。
まだわかりませんが、プロレスの中で成長し続け、これまでに達成したすべての功績を維持し、さらに追加することができるようにしたいです。今年はノアでの仕事を続け、今話した目標に向かって少しずつ進んでいきたいと思っています。日本の他の団体のレスラーと対戦することは今まで以上に可能性が高くなっています。これらの企業の多くがサイバーファイトやブシロードの一部であることを考えると、わかります。
インタビュアー：
この業界のコンソーシアムや企業間の戦略的提携が進んでいます。今、全てが一緒になっています。あなたを見られることを願っています。ドラゴンゲート、新日本プロレス、全日本プロレス、大日本プロレスなどのレスラーとの夢の試合がたくさんあります。だから、それは素晴らしいことであり、あなたがWWEやAWのようなメジャー団体で競技することができるといいですね。私はあなたが以前AWEと契約していたことを覚えていませんでした。あるいは知らなかったのかもしれません。今日早くもそれを言及してくれてありがとう。
残念ながら、移民問題のために競技することができなかったのですが、昨年はROHで競技することができました。実際にAAAのラテンアメリカ選手権に挑戦しましたね。それは以前にあなたが語っていたものです。ですから、全体的にあなたにとって素晴らしい年になることを願っています。
最後に、もし何かファンに伝えたいことや話したいことがあれば、それについて教えてください。
ダガ：
ファン全体に感謝し、彼らに言いたいことがあります。私を世界中で応援してくれるファンにだけでなく、レスリングをサポートし続けましょう。レスリングは魔法であり、魔法のようなものです。それが私たちの生活の中で最高のものです。だから、皆に感謝し、時間を割いてくれてありがとうと言いたいです。私のキャリアに注目してくれるすべての人々に感謝します。私がメキシコやアメリカを離れて今は日本にいることを知っていても、私を応援し続けてくれていることに無限の感謝を述べます。皆、レスリングを支持し続けましょう。私たちの多くにとって、それは情熱的で好きなものであり、私たちを幸せにします。
インタビュアー：
それでは、みなさん、ありがとうございました。皆さん、この業界をサポートし続けましょう。今、素晴らしい時期ですが、成長するには皆さんの協力が必要です。メキシコ、アメリカ、イギリス、日本、フランス、そしてウガンダなど、全ての国の応援が必要です。一緒に成長しましょう。それでは、今日はこれで終わりです。次回までさようなら。
WRESTLE MAGIC 2024のタイトルマッチが俄然楽しみになりましたね！
※アイキャッチ画像は、X（Twitter）や公式ホームページなどからの引用になります。
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